規制 regulation 2005 8 8

 政府というものは、株価が、いくら高くなっても気にしない。
それは、株価が、いくら高くなっても、誰も迷惑を感じないからである。
 しかし、不動産が高くなると、政府は規制を考える。
それは、不動産が高くなると、迷惑に感じる人が多くなるからである。
 不動産は、生活に必要なものです。
マイホームをほしいと考える人たちにも、
事務所を借りて、事業を始めたいと考える人たちにも、
不動産が高くなると、迷惑に感じるでしょう。
 だから、政府は、不動産が高くなると、規制を考える。
特に、不動産価格の上昇が、自然な上昇ではなく、投機的になると、
規制(金利の引き上げ、融資規制)を考えるようになる。
 こうした「政府の習性」は、バブル経済の時に、学習したはずである。
しかし、人間は、復習しないと、忘れる傾向にある。
 多くの人たちが、生活資本を、投機対象とした時に、
政府は規制を考え始める。
これは、どこの国の政府も同じです。



































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